離婚専門行政書士・エノモトのブックレビュー

活字中毒・エノモトのブックレビューです。 離婚関連、子ども関連、趣味関連の本の紹介をしています。

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ハックルベリー・フィンの冒険

ハックルベリー・フィンの冒険〈上〉 ハックルベリー・フィンの冒険〈上〉
マーク トウェイン (1977/08)
岩波書店
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『トム・ソーヤーの冒険』の続編です。

トム・ソーヤーの方は日本でもかなり有名、私と同世代の方は「アニメで見た!」って方も多いのでは?

実はこの続編の方が、アメリカで一番子どもに読まれている本らしいです。

トム・ソーヤーの方は「古き良きアメリカ」。
やんちゃで腕白なトムの冒険は、誰もがきっと子どものころに憧れるはず。

その同じ時代を背景にした続編『ハックルベリー・フィンの冒険』では、「古き良きアメリカ」の闇の部分が描かれています。

奴隷制度、です。
ハックは白人なんだけど、アル中の父を持つ浮浪児。
普通に学校には行けない子ども。
人種的には差別をする側。でも受ける側でもある。
そして、トムの家から逃げ出した黒人奴隷ジムと逃亡の旅にでます。

でもハックは子どもだから、声高に「奴隷制度反対!」なんて叫ばない。叫べない。
奴隷制度はなにかがおかしいと思いつつ、でも現実にある奴隷制度に反逆する自分に自責の念を感じたりもするのです。

ハックに「自責の念」を持たせてしまうトコロに、奴隷制度の本当の怖さをじんわりと感じてしまいます。

って書くと、すごく小難しい本のように思いますが、内容は冒険小説。読み口は軽快で、大人ならものの2時間もあればよめちゃうかな?

永遠の古典の一つです。

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